和室に施す工夫

家具をあまり置かないとが和室本来の姿ですが、現代ではなかなかそうはいきません。

茶の間であったり、居間であったりと、生活の場として使っているわけですから、テレビや茶ダンスなどをどうしても置く場面はでてきます。

こうした家具を畳の上に置くと、畳そのものを傷め、寿命を縮めてしまいます。

重い家具の足型が畳目にしっかり残っては、畳床から取りかえなくてはならないことも起こります。

しかも畳の上では家具が何となく落ち着きません。

そこで和室には、板畳が必要となります。